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きものかわむら
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世界遺産のまち富士宮市本町通りにある呉服店です。 本格的で希少性が高く、それでいて現代のシーンに合う染織物を創造、提案します。 ここでは私たち三代目夫婦が、思いを同じくする作り手さんたちと共に作り上げた品々を紹介します。

かわむら呉服店
富士宮市大宮町12-10
TEL:0544-26-2236



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2020年11月21日

西陣まいづる九寸帯 サンタクロース

コロナ騒ぎに翻弄されて一年が過ぎてしまった感のある今年、気がつけばもう終わりに近づいてきました。

だから、このイベントが近いと言うことですね。



西陣まいづるの九寸なごや帯。



サンタクロースの髭や衣装部分には壁糸を使うなど、質感の表現もとても上手く出来ています。流れ星と雪で表された地紋の可愛さも良い味付け。


(ハラ文)

その季節限定の贅沢なアイテムですが、素材と作りも手抜きなくしっかりと仕上げられています。

今年はどんな行事も大きなイベントには出来ないでしょうけれども、個人としての楽しみまで奪われたくはないですよね。

まずは着こなしからでも、いかがでしょうか。


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Posted by きものかわむら at 13:16Comments(0)

2020年11月20日

醒ヶ井小紋 雪輪取り宝尽くし文

真面目な小紋、というと何か変な言い方ですが、おとなしい感覚で作りもしっかりとしている小紋の需要は根強いものがあります。

ある程度ものづくりに口を挟めるようになってからは、少し変わった感覚を求めることについ心が行きがちになっていましたが、お客様の声で基本に引き戻されるということがままあります。

今また、ちょっとそんな時期にさしかかってきたのかなと感じることがあったりして、そんな訳で今日はこんな一品を。



醒ヶ井さんの小紋。



雪輪取り宝尽くし文。きっちりとした真面目な仕事ぶりは、画面を通しても伝わるでしょう。



新しく仕入れたものではなく、ここでも以前に取り上げているとは思いますが、今日はあえて再登場です。

やさしく暖かい地色も魅力。カメラを変えたことで、以前載せた時よりも実際に近い色で再現できました。

季節も問わず幅広いシーンで、安心して着用していただけます。これから一着揃えようという方にもおすすめですね。


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Posted by きものかわむら at 12:30Comments(0)小紋

2020年11月19日

千切屋小紋と醒ヶ井袋帯 

どちらも文様としてはあまりにポピュラーで、その組合せときたらあまりにベタではないかと心配になりつつ紹介します。



黒地に源氏香を飛び柄に配した小紋は千切屋さんからの一品。対して、満長取袋帯は醒ヶ井さんがプロデュースして西陣の機屋さんに製織してもらったものです。



シボの高い古代ちりめん地を染下地に、摺疋田を多用したキッチリとした染です。デザイン的には非常にオーソドックスですが、素材から手を抜かず好感の持てる仕上り。



源氏香に対して道長取、先述したように基本的すぎるとは思いますが、シンプルな中に独自の粋さがある組み合わせだなと感じるので、わざわざここで取り上げたくなりました。

この帯も醒ヶ井さんが自らの染仕事に合わせる目的で手掛けたもので、主眼はやはり着物の柄を上手に受け止めることに置かれています。出すぎす引きすぎず。

シンプルかつ基本的ですが、やっぱり良いなと思います。

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Posted by きものかわむら at 13:18Comments(0)小紋