2020年11月19日
千切屋小紋と醒ヶ井袋帯
どちらも文様としてはあまりにポピュラーで、その組合せときたらあまりにベタではないかと心配になりつつ紹介します。
黒地に源氏香を飛び柄に配した小紋は千切屋さんからの一品。対して、満長取袋帯は醒ヶ井さんがプロデュースして西陣の機屋さんに製織してもらったものです。
シボの高い古代ちりめん地を染下地に、摺疋田を多用したキッチリとした染です。デザイン的には非常にオーソドックスですが、素材から手を抜かず好感の持てる仕上り。
源氏香に対して道長取、先述したように基本的すぎるとは思いますが、シンプルな中に独自の粋さがある組み合わせだなと感じるので、わざわざここで取り上げたくなりました。
この帯も醒ヶ井さんが自らの染仕事に合わせる目的で手掛けたもので、主眼はやはり着物の柄を上手に受け止めることに置かれています。出すぎす引きすぎず。
シンプルかつ基本的ですが、やっぱり良いなと思います。
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黒地に源氏香を飛び柄に配した小紋は千切屋さんからの一品。対して、満長取袋帯は醒ヶ井さんがプロデュースして西陣の機屋さんに製織してもらったものです。
シボの高い古代ちりめん地を染下地に、摺疋田を多用したキッチリとした染です。デザイン的には非常にオーソドックスですが、素材から手を抜かず好感の持てる仕上り。
源氏香に対して道長取、先述したように基本的すぎるとは思いますが、シンプルな中に独自の粋さがある組み合わせだなと感じるので、わざわざここで取り上げたくなりました。
この帯も醒ヶ井さんが自らの染仕事に合わせる目的で手掛けたもので、主眼はやはり着物の柄を上手に受け止めることに置かれています。出すぎす引きすぎず。
シンプルかつ基本的ですが、やっぱり良いなと思います。
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Posted by きものかわむら at 13:18│Comments(0)
│小紋