2020年10月30日
染の北川振袖 雪輪文
今日は振袖です。
染の北川のものです。残念ながら、既に同社もなくなってしまいました。
光沢のある綸子の生地を明るいクリーム系の色に染め上げ、丸文の中には四季折々の花を艶やかに描き込んでいます。
まさに若い時代を祝うのに相応しい雰囲気。
いつも思うのですが、雪輪という文様は本当に完成されていますね。こういった華やかで若々しい表情にも、粋で錆びた雰囲気にも、どのようにでも表現を変えることができる、我が国が誇る文様と言ってしまったら言い過ぎでしょうか。
冬の文様としても夏の文様としても使えますし、主役にも脇役にもなれる、まさに万能にして完成された文様だなと、いつも感心しております。
それはそれとして、若々しい華やかさにあふれる美しい振袖だと思います。こういった感覚はスタンダード的な存在だと思っているのですが、私たちが思っている以上になくなってきているようですね。
だからこそ逆に、大勢が集まる会場では目立つ着姿になると思います。スタンダードこそ個性、そういう感覚を広めていきたいですね。
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染の北川のものです。残念ながら、既に同社もなくなってしまいました。
光沢のある綸子の生地を明るいクリーム系の色に染め上げ、丸文の中には四季折々の花を艶やかに描き込んでいます。
まさに若い時代を祝うのに相応しい雰囲気。
いつも思うのですが、雪輪という文様は本当に完成されていますね。こういった華やかで若々しい表情にも、粋で錆びた雰囲気にも、どのようにでも表現を変えることができる、我が国が誇る文様と言ってしまったら言い過ぎでしょうか。
冬の文様としても夏の文様としても使えますし、主役にも脇役にもなれる、まさに万能にして完成された文様だなと、いつも感心しております。
それはそれとして、若々しい華やかさにあふれる美しい振袖だと思います。こういった感覚はスタンダード的な存在だと思っているのですが、私たちが思っている以上になくなってきているようですね。
だからこそ逆に、大勢が集まる会場では目立つ着姿になると思います。スタンダードこそ個性、そういう感覚を広めていきたいですね。
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Posted by きものかわむら at 14:50│Comments(0)
│振袖