2020年04月18日
荒波を乗り越える 波に千鳥
今日は夏物の組み合わせで。

フジモトの絽付下げ小紋に、蒋雪英の刺繍袋帯です。

白揚げで表されたお馴染みの千鳥。銀描きで青海波も加えられて、波に千鳥文様の完成です。この青海波の使い方が非常にフジモトさんらしくて、上手い表現だなと思います。

さて、帯合わせで更に「波に千鳥感」を出したいわけですが、今日は敢えて強い波を持ってきました。中国の人間国宝に当たる刺繍技術者、蒋雪英さん制作の一品、「潮騒」です。

その可愛らしさで多くの人に愛されている波に千鳥文様ですが、小さな鳥たちが荒波を乗り越えて飛ぶ姿から、様々な困難に立ち向かい乗り越える人生を映しているとも言われます。
その意味を知ってからは、この千鳥たちの可憐さに一層愛着を深めたものですが、今の状況下ではより深く響いてくるものがあります。
私たちも荒波を乗り越えて早く日常を取り戻せるよう、今しばらく頑張りましょう。

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フジモトの絽付下げ小紋に、蒋雪英の刺繍袋帯です。

白揚げで表されたお馴染みの千鳥。銀描きで青海波も加えられて、波に千鳥文様の完成です。この青海波の使い方が非常にフジモトさんらしくて、上手い表現だなと思います。

さて、帯合わせで更に「波に千鳥感」を出したいわけですが、今日は敢えて強い波を持ってきました。中国の人間国宝に当たる刺繍技術者、蒋雪英さん制作の一品、「潮騒」です。

その可愛らしさで多くの人に愛されている波に千鳥文様ですが、小さな鳥たちが荒波を乗り越えて飛ぶ姿から、様々な困難に立ち向かい乗り越える人生を映しているとも言われます。
その意味を知ってからは、この千鳥たちの可憐さに一層愛着を深めたものですが、今の状況下ではより深く響いてくるものがあります。
私たちも荒波を乗り越えて早く日常を取り戻せるよう、今しばらく頑張りましょう。

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Posted by きものかわむら at 15:30│Comments(0)
│夏物
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