2020年08月20日
梅垣織物九寸なごや帯「小石花丸文」
梅垣織物さんの九寸なごや帯が揃ってきているので、取り上げてみます。
これは少し前から当店に在籍している、「小石花丸文」と名付けられた一品です。
ちょっと可愛らしくユーモラスにさえ思える文様ですが、これは現代工芸の陶器からモチーフを得た空想上の花を意匠に用いたものだそうです。
梅垣さんのこのシリーズでは、陶器の特に釉の感覚を表現することが肝となっているようです。その辺りのお話は、いち小売店である自分よりも織屋さん自身の方が当然ながら詳しいですので、ここにリンクを貼らせていただくことにします。ぜひ参照ください。
https://ameblo.jp/umegakiorimono/entry-11913140539.html
小売店として実感している梅垣さんのなごや帯の長所は、まず第一にその質の良さです。織組織の追求から生まれた生地としての復元力の高さは、確かに締めて実感いただけるものですし、色無地や付下げなどセミフォーマルと合わせても全く格落ちしない顔つきも、やはりその質の高さに由来するものだと思います。
(こちらハラ文)
ちょと下世話な話になりますが、モチーフを空想上の花としているところは、コーディネートする小売店としては季節を問わないという点で非常にありがたいですね。
釉薬をかけた陶器のように上品に映る小石地文の可愛さも魅力。ぜひ幅広く楽しんでいただきたい一品です。
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これは少し前から当店に在籍している、「小石花丸文」と名付けられた一品です。
ちょっと可愛らしくユーモラスにさえ思える文様ですが、これは現代工芸の陶器からモチーフを得た空想上の花を意匠に用いたものだそうです。
梅垣さんのこのシリーズでは、陶器の特に釉の感覚を表現することが肝となっているようです。その辺りのお話は、いち小売店である自分よりも織屋さん自身の方が当然ながら詳しいですので、ここにリンクを貼らせていただくことにします。ぜひ参照ください。
https://ameblo.jp/umegakiorimono/entry-11913140539.html
小売店として実感している梅垣さんのなごや帯の長所は、まず第一にその質の良さです。織組織の追求から生まれた生地としての復元力の高さは、確かに締めて実感いただけるものですし、色無地や付下げなどセミフォーマルと合わせても全く格落ちしない顔つきも、やはりその質の高さに由来するものだと思います。
(こちらハラ文)
ちょと下世話な話になりますが、モチーフを空想上の花としているところは、コーディネートする小売店としては季節を問わないという点で非常にありがたいですね。
釉薬をかけた陶器のように上品に映る小石地文の可愛さも魅力。ぜひ幅広く楽しんでいただきたい一品です。
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Posted by きものかわむら at 14:47│Comments(0)
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