2020年09月26日
お宮参りの掛け着 御召
今日はこんな一品を紹介します。

初宮参りの掛着ですね。当地では「うぶぎ」とも呼んだりします。男児用の一点。

一般的には友禅が多いですが、これは御召で織り上げてあるところが珍しいですね。

当地に縁の深い徳川家康の兜を中心に、縁起の良い丸文を散りばめました。

金銀糸も光りすぎず重厚感があって、見応えがありますね。男の子の人生のスタートを飾るにも相応しく、また、三歳の祝いで着用する時も楽しみな着物になってくれるでしょう。
子供さんの着物は、親は元より、祖父母の皆様の思いの表れでもありますね。健やかな成長と、幸せな人生への願いが込められているものです。
多様化してきているお祝いの形を否定するものではありませんが、突飛な姿の写真だけが残って「これが七五三」だと言うよりも、自分のものとして残り伝えていける衣装があるということは、やはり素敵なことだと思うんです。
そういう風に考えてくれる方が増えていくよう、私たちが努力しなくてはならないですね。素敵なものを多くの人に手の届くよう、それに意義や意味合いをしっかり伝えていけるよう。

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初宮参りの掛着ですね。当地では「うぶぎ」とも呼んだりします。男児用の一点。
一般的には友禅が多いですが、これは御召で織り上げてあるところが珍しいですね。
当地に縁の深い徳川家康の兜を中心に、縁起の良い丸文を散りばめました。
金銀糸も光りすぎず重厚感があって、見応えがありますね。男の子の人生のスタートを飾るにも相応しく、また、三歳の祝いで着用する時も楽しみな着物になってくれるでしょう。
子供さんの着物は、親は元より、祖父母の皆様の思いの表れでもありますね。健やかな成長と、幸せな人生への願いが込められているものです。
多様化してきているお祝いの形を否定するものではありませんが、突飛な姿の写真だけが残って「これが七五三」だと言うよりも、自分のものとして残り伝えていける衣装があるということは、やはり素敵なことだと思うんです。
そういう風に考えてくれる方が増えていくよう、私たちが努力しなくてはならないですね。素敵なものを多くの人に手の届くよう、それに意義や意味合いをしっかり伝えていけるよう。

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Posted by きものかわむら at 10:46│Comments(0)
│七五三
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